こんにちは。
5月最終日となりました。
午前診察は待ち時間の多いことが続いておりご不便をおかけしております。
なんとか、新規導入の予約制度により来月以降、予約時間の短縮に向かうよう努力しております。
午後の5時~6時くらい、もしくは予約診療のみの日曜日は比較的お待たせせずにお呼びできる可能性が高いです。
午前・午後どちらでも良い方は午後の診察もご検討ください。
さて、今日は快晴でしたが、めまいや頭痛・ふらつきの患者さんが続きました。
今年は観測史上最も早い梅雨でしかも長く続く予報がでております。
今日の患者さん方は偶然かもしれませんが、梅雨の時期はめまいなど不調を訴える患者さんが増える傾向にあります。
昔から「今日は古傷が痛むから雨がくる」なんてセリフもありますよね。
これは気のせいではなくて、実際に低気圧によって内耳の三半規管(平衡感覚)や自律神経が乱れて「めまい」や「頭痛(片頭痛)」を起こしやすい人が一定数いることがわかってました。これを気象病と呼びます。
天気自体が病気を作り出すのではなく、
もともとある持病(良性頭位めまい症・メニエール病や片頭痛・関節炎など)を悪化させるイメージです。
また梅雨の時期はとくにジメジメと湿気が高く、外で運動できない期間が長くなりがちです。そのため適度な運度ができず、ストレスもかかります。湿度も高く汗をかきにくく体温もこもりがちとなります。気圧以外にも体の体調管理が上手くいかないことも原因の一つかもしれません。
当院では、めまいや頭痛を起こす病気の診断(良性頭位めまい症や片頭痛など)や治療、天気による体調の変化が強い場合には、気象病に一定の効果がある漢方薬もご相談が可能です。
上記のような雨の日や台風が来る際の体調不良で困っている方は一度ご相談ください。