こんにちは。
お知らせでもご挨拶させて頂きましたが、当院は5月10日で無事、開院1周年を迎えることができました!
初心を忘れることなく、地域の皆様が安心してご通院いただけるよう努力して参ります。
本日は開業後1年間の内視鏡検査の統計をご報告いたします。
胃カメラ 528件、大腸カメラ 234件、合計762件の内視鏡検査をおこないました。
がん疾患に関しては、早期胃がん6例、早期食道がん(Intra epithelial neoplasia)1例、進行食道がん1例、進行胃がん1例、早期大腸がん1例、進行大腸がん2例、咽頭腫瘍1例となりました。
皆様、ご希望された総合病院へご紹介をさせて頂きました。
初年度の胃がんの発見率は1.3%でした。
日本消化器がん検診学会の内視鏡検診全国集計はだいたい毎年0.2~0.3%ですので、病院を受診される方と検診の方を一概には比較できませんが、お一人お一人丁寧に検査を行った結果ではないかと思います。
また、早期胃がん6例のうち、2例は約10mmの未分化がん(印環細胞がん:見つかりにくく進行するとスキルス胃癌になるタイプ)を発見できたことも患者様とともに私自身も嬉しいですし、「よし、これからも頑張ってがんをみつけるぞ!」と心の支えになります。
大腸カメラは盲腸到達率100%でした。症状やCT検査等で進行大腸がんが疑わしい場合は、早く治療につなげるために当院で内視鏡検査を行わずに総合病院へご紹介しておりますので、内視鏡での進行大腸がん発見は2例となりました。
いずれの部位であれ、がんは早期発見に尽きると思います。
40歳を過ぎれば一度は内視鏡検査をお勧めします。
今年度も、引き続き丁寧で正確な内視鏡診療を心掛けていきたいと思います。
胃カメラ・大腸カメラ画像集
当院で行なった内視鏡検査の画像も掲載許可を頂いたものをホームページに公開いたしました。
病気や検査のご参考にされてください。
それでは今後とも当クリニックをよろしくお願い致します。